最適化栄養食は、年齢や性別、生活習慣などに応じて、一人ひとりの状態に合わせて主要な栄養素がバランスよく適切に調整された食です。

年齢や性別、生活習慣などに応じて、必要な栄養素の量は異なります

最適化栄養食は、年齢や性別、生活習慣などに応じて、一人ひとりの状態に合わせて主要な栄養素がバランスよく適切に調整された⾷で、ターゲットとする対象者における健康に与える影響がヒト試験などで検証された食を指します。
さらに、「最適化栄養⾷」の最⼤の特⻑は、普段の⾷事と変わらないメニュー、変わらないおいしさでありながら、一人ひとりの状態に合わせて主要な栄養素が適切に調整されていることです。

本田 佳子
  • 女子栄養大学 名誉教授
  • 日本病態栄養学会 名誉会員

一般社団法人
日本最適化栄養食協会
標準化委員会 委員長本田 佳子

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食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)で表示が義務付けされている栄養成分(4種類:たんぱく質,脂質,炭水化物及びナトリウム。たんぱく質については9種類の必須アミノ酸を含む。)、及び同基準の別表第11に規定する機能性(夜間の視力の維持を助ける機能など)を表示することが認められている栄養成分(20種類:ビタミンAなど)の計33種類の栄養成分について、ターゲットとする対象者の性、年代、特徴などに応じて科学的根拠に基づき含有基準を定めたもの
2
1に定められている栄養素以外についても、栄養学上の観点を考慮して含有基準を新たに設定可能
3
摂取上限がある栄養素について上限を超えないもの
4
同様の栄養設計の食事の健康に与える影響が、ヒト試験で検証されているもの

当協会が掲げている、一人ひとりに合わせて主要な栄養素がバランスよく調整された最適化栄養食を、広く世の中に普及させることを目的に作成したマークです。
消費者にとって食品を選択するときの安心と信頼の象徴となり、「新しい食文化」の創造を目指す想いを込めたデザインです。

日本最適化栄養食協会認定 最適化栄養
マークに込められた想い

1. 中央のハート一人ひとりの心、身体の状態、好みをイメージしています。自分が好きなもの、自分にとって最適な商品を選ぶこと。それが、美味しくてハッピーな気持ちになれることをデザインの中心にしました。

2. スプーンとフォーク最適化栄養食は、見た目や味が通常の食事同様であり、メニューの選択肢が豊富にあることが特長です。「食文化」の可能性拡大のイメージを、その象徴としてスプーンとフォークで表現しました。

3. 赤色と青色のデザイン赤は暖かな気持ちと食欲を増進させる色として表現し、それを囲む青は、リラックスして食を楽しむイメージで配色しました。

本協会の事業を通じて、最適化栄養⾷を普及させ、健やかで豊かな⾷⽣活の選択肢を拡⼤させていきたいと考えています。
「最適化栄養⾷」には、様々なメニュー、食シーン(朝食、昼食、夕食、間食)、形態(加工食品、外食、社食等)での提供が可能になります。
その中から好きなものを選び、おいしく食べ続けることができる、また自分と近しい人ともその楽しさを分かち合え、考えることなく生きる活力が与えられる食生活になる。
これこそが、ウェルビーイングと言えるのではないでしょうか。

様々なメニューへの拡大

カレーライス・ピザ・パスタ・ケーキ など、様々なメニューへの提供が可能になります。

外食・産業給食・中食への提供

レストランや社員食堂・お弁当やデリなど様々な業態での提供が可能になります。

加工食品への提供

即席めん・冷凍食品・ドリンク・シリアルなど様々な形態への提供が可能になります。